「ビアテイスター」とは、「官能評価(テイスティング)によってビールの出来の良し悪しを客観的に鑑定し、その理由を理論的に説明できる人」に対して与えられる資格です。
ビアテイスターの資格を取得するとビールの出来の良し悪しや劣化の進行状態を客観的に評価できます。またビールの正しい保管法やより味わい深い飲み方に活かすこ
ともできます。
ビールの評価を上手に行うノウハウをマスターするために、ビアテイスター認定セミナーでは、ビールの色度数、アルコール度数、モルト・アロマ、ホップ・アロマ、エステル・アロマ、苦味、甘味、酸味、ボディ、オフフレーバー(あってはならない匂いと味)などについて細かく学びます。
さらに、約40種類のビールを試飲しながら、主要なビアスタイルのアウトラインを学びます。具体的には、「ビアスタイル・ガイドライン」(下記参照)に照らして、「色と泡もち」「アロマとフレーバー」、「バランスとアフターテイスト」、「鮮度と状態」、「ボディとマウスフィール」などが、ビアスタイルごとにどのように違うかを鼻と舌で体験していただきます。
講義終了後、認定試験を行います。合格者には資格認定証書が授与され「ビアテイスター」の資格呼称が認められます。
ビアテイスター認定セミナーは、ビールに関する仕事をしておられる方やビールの専門家を目指している方はもちろん、ビアフェスティバルでビールを大いに楽しむ方や、「ビールが趣味!」という方にも、1日でビールの全般的な理論と多様なビアスタイルについて本格的に学ぶことのできる絶好のコースです。
(「BeerTaster(ビアテイスター)」は、クラフトビア・アソシエーションの登録商標です。)
※合格時の認定料・認定書を含みます
※合格発表後のビアテイスター資格呼称認定バッジ代・・・3,000円(送料別)
※シニア・ビアテイスターはビアテイスター取得後3年以上経過した方(認定試験の受験は任意)
※受講のみ(認定試験は会員の方のみ受験可能となります)
筆記試験55問および官能評価試験6問。
現在、「イバリュエイター」「アドバンスト・イバリュエイター」※の呼称資格認定を受けている方、「ビアテイスター」呼称資格認定後3年以上を経過された方を対象に、「ビアテイスターセミナー」(1日)への「シニア・ビアテイスター受講」を行なっております。
これは「ビアテイスター」を名乗る上で必要な知識を補足するためのセミナーであり、①過去のセミナーで解説や試飲を行わなかったビアスタイルの概要を学ぶこと、②ビールの官能評価方法の基礎を整理し、評価基準の物差し合わせを行うこと、③今までの知識を整理することにポイントをおいております。セミナーの受講を完了した時点で「シニア・ビアテイスター」として認定いたします。
なお、同日セミナー終了後に行われる「ビアテイスターセミナー」認定試験の受験は任意です。(セミナー当日受講の有無をお伺いいたします。)認定試験の受験は点数によって呼称資格を変更するものではなく、ご自身の理解度をはかっていただくための位置づけとして行うもので、後日採点結果と評価をお返しいたします。
※「イバリュエイター」「アドバンスト・イバリュエイター」呼称資格のセミナー、認定試験は現在は行っておりません。